ステップワゴンSRSエアバッグ警告灯消灯方法2011/05/05 01:13

半年以上前に行った作業ですが、記録として残しておけば同じトラブルに見舞われた方の助けになるかもしれないと思いましたので、記事として残します。
ただし整備士の資格を持っていない素人が行っている作業ですので、本記事を参考に同作業を行い事故や故障を引き起こしても当サイト管理人は一切の責任を負いませんので、参考にされる方は充分にご理解の上本人の責任の上で作業を行って下さい。

自分の車(好きで乗っているわけでは無いので愛車とは言いません)のステップワゴンのバッテリーが弱くなりだした頃から、たまにSRSエアバッグの警告灯が点くようになり気になってはいたのですが、エンジンを再始動すると消えるので放っておいたら、いつからか警告灯が消えなくなってしまい万一の場合にエアバッグが作動しなかったらゾッとするので原因を突き止める事にしました。
また車検も近い事から、車検時に警告灯が点いているなんていうツマラナイ事で文句を言われたくないのも原因を突き止める要因でもあります。



色々なサイトを閲覧したところ総じて一致する意見は、自分のステップワゴンの年式頃のホンダ車はバッテリーが弱くなるとSRS警告灯が点く症状が見られるとの事。
先日バッテリーが駅前で完全にお亡くなりになり、最寄の交番に駆け込み手持ちのブースターケーブルでパトカーから電源を頂戴しなんとか帰宅出来た程にバッテリーが弱くなっていたので、間違いなく自分のステップワゴンも電圧低下が原因のようです。
そしてこの警告灯は一度点いてしまうとメモリーに記憶されてしまう為、リセット作業を行わないと消える事は無いらしいです。
また極稀ではありますが、本当にエアバッグが壊れて警告灯が点く事もあるらしく、この場合は数十万円の出費になるそうです。
エアバッグの故障ではなく、リセット作業で消灯する事を願いつつ消灯作業に入ります。

まずはハンドル根元部分にあるプラスチック製カバーを外します。
ちょうど棒で指し示している部分です。
ネジ一本で固定されているだけです。



プラスチック製のカバーを外すと色々なケーブルが見えますが、黄色のカプラーが付いたケーブルを探します。
自分の車の場合は黄色のカプラーが付いているケーブルはこの一本しか見当たりませんでしたので、他のケーブルと間違える事はありませんでした。
作業がし易いように手前へ引っ張り出します。



そしてこのケーブルをジャンパピンでショートさせる事でリセット作業を行います。
本来はホンダ純正部品でショートカプラーがあるようですが、高いし注文するのも面倒くさいので自作しました。
要するにショートさせれば良いので、簡単なスイッチでも良かったのですが、人力スイッチにしました。
ワニ口のついたコードにレース用のワイヤリングの切れ端を付けてカプラーへ差し込む側とし、スイッチはワニ口で双方を噛みショート状態にします。
我ながら原始的過ぎて笑えます。
レース用ワイヤリングの箇所は、各自適当に針金とかで代用して下さい。



この原始的な装置を使って以下の作業を行います。

(1)イグニッションスイッチをOFFにし、レース用ワイヤリングの切れ端側を黄色カプラーの両極に差込みます。
(2)ワニ口をかみ合わせショート状態にします。
(3)イグニッションスイッチをONにします。ちなみにエンジンは掛けません。
(4)SRS警告灯が点灯し6秒後に消灯します。消灯後4秒以内にワニ口を外しショート状態をOFFにします。
(5)ショート状態をOFFにすると再度SRS警告灯が点灯しますので、4秒以内に再度ワニ口をかみ合わせショート状態をONにします。
(6)SRS警告灯が消灯したら4秒以内にワニ口を外してショート状態をOFFにします。
(7)SRS警告灯が2回点滅し消灯します。これはメモリのリセット処理が走った事を知らせているそうです。2回の点滅後に再点灯した場合は別の故障原因なので、素直にディーラーへ持って行った方が良いでしょう。
(8)イグニッションスイッチをOFFにし数秒待ちます。再びイグニッションスイッチをONにしSRS警告灯が6秒後に消灯すればリセット完了です。

と、そんなわけで自分の車はこの方法でリセットが無事に出来ました。
意外と簡単で拍子抜けですが、これ以降SRS警告灯が点く事は今のところありません。
たぶん町の修理工場やディーラーへ持って行ったら、これだけの作業で数千円取られる事間違い無しです。

GSX-R1000バイクカバー新調2011/05/06 01:23

先日GSX-R1000のバイクカバーを新調しました。
使用していたバイクカバーはDucati996の頃から使っていた物で、年数も7年以上経過していました。



写真で見る分にはまだまだ使えそうな感じがしますが、何やら真ん中あたりにピンク色のテープが見えます。



ん?



こ、これは?



テープを剥がすと完全に裂けています。
これはヒドイ。
GSX-R1000のシートカウル先端は特に尖っていますので、そのせいで裂けた可能性も否めません。
このままでは雨風がしのげませんので、新しいバイクカバーを新調しました。

購入したカバーはこれです。平山産業という聞いた事も無いメーカーですが、一番安かったのでコレにしました。
名前も怪しいですが、値段は税抜きで5000円以下です。激安です。



http://www.hirayama-sg.co.jp/catalog/F-1.html

装着するとこんな感じです。



ごく一般的なバイクカバーに見えますが、生地は厚く頑丈そうです。
防滴効果も高く、車体は全く濡れません。
ロックを通す穴の加工も前後にされていますし、バタつき防止のベルトも付属しています。
なかなか長く使えそうなバイクカバーが安価で購入出来たようです。